北上展勝地へのアクセス・駐車場・所要時間・服装や装備・ペット(犬連れ)の可否・入園料・周辺の観光施設などもご紹介
北上展勝地とは
・青森県北上市にある北上市立公園展勝地。
・さくらの名所100選に選出されてる他、青森県の弘前公園、秋田県の角館と並んでみちのく三大桜名所に数えられる。
・春になると公園内には約150種、1万本の桜が咲き乱れます。
アクセス(交通案内)
地図
経路と駐車場
北上川を挟んでJR北上駅と展勝地は2〜300mほどしか離れていません。
ですが、川を渡るには珊瑚橋まで行かなくてはならないので、距離にして2〜3kmほどはあります。
2〜3kmというと遠いような印象を抱きますが、十分に徒歩圏内です。
展勝地自体が2kmほどの長さがありますので、珊瑚橋を渡ってしまえば、もうすぐそこが展勝地です。
写真の橋の上を歩いてる人たちは皆さん駅から来られた人たちです。
朝8時23分の第三駐車場です。
駐車料金は500円。
この時間だとガラガラですが、お昼近くになるとほぼ満車状態になります。
レストハウス前に第一駐車場がありますが、収容台数は圧倒的に第三の方が上です。
服装・装備・所要時間
服装や装備
展勝地の海抜は54m。服装は季節なりのものでいいでしょう。遊歩道や散策路が綺麗に整備されてますので、靴もスニーカーで十分です。
所要時間
展勝地公園内を隈なく歩いて筆者が要した時間は1時間半程度。ただ休憩したり飲食もしてませんので、お子様連れで公園内で遊んだり食べたり飲んだりもしたら半日は楽しめると思います。
桜並木だけでも2kmありますので公園内はとても広いです。楽しもうと思えば思うだけ楽しめますよ。
入園料
入園は無料です。駐車場だけ500円かかります。
ペット(犬連れ)の可否
展勝地はペット(犬連れ)の入園可です。桜並木もそうですが、広い公園の芝生はワンちゃんも走り回って楽しめると思いますよ。
トイレ事情
トイレは園内の至る所にあります。仮設トイレも設置されていますが、常設トイレだけで十分に賄えるくらいなので、トイレを心配する必要はありません。
はじめに
先んずれば人を制す
上の写真は朝8時20分頃のものですが、①珊瑚橋も②珊瑚橋を渡った後も③展勝地前の県道14号線もまったく渋滞していません。
④の第三駐車場も混んでおらず、スムーズに到着・駐車することが出来ました。
午前11時過ぎの渋滞状況
そしてこちらは午前11時過ぎの写真です。①の第三駐車場はほぼ満車状態。②は展勝地前の県道14号線ですが、数珠つなぎに車が連なってます。③珊瑚橋まで来てもまだ渋滞。④珊瑚橋を渡って市街地に入っても渋滞してます。
展勝地に行くなら朝の早い時間に!が必須だと思います。数キロに渡って渋滞が続いてますから遅くとも10時、できれば9時くらいには着いておきたいです。
動画を見てもらえれば分かるんですが、この渋滞はエグいです。渋滞にハマらないためにも出来るだけ早く出かけてください。
北上展勝地散策
まずは南側から攻めてみましょう。
展勝地のほぼ南端に位置するのが大堰用水路の取水口である立花頭首工。
展勝地は日本のさくら名所100選に数えられていますが、立花頭首工は日本の疏水100選にその名を連ねます。
頭首工の北、レストハウスの南にある北上夜曲の歌碑。
看板にもありますが、このレストハウスにはお土産品コーナーや郷土の名産品などが置いてあります。
また、屋台なども立ち並んでますので食に困ることはないでしょう。
後になって筆者は食べておけばよかったと後悔したんですが、このようなご当地グルメの展勝地もちの販売などもあります。
とにかく広大な敷地です。
このあたりは舗装されてちょっとした広場のようになってますね。
広場の東側にはSLなども展示されています。
展勝地の父と謂われる澤藤幸治像。
さて、いよいよよしきりばしを渡って桜並木へと向かいましょう。
橋の南側には屋形船が係留されてます。
珊瑚橋まで約2kmに渡って続くこの桜並木は圧巻の一言。
桜並木の西側の道はサイクリングロードになっており、人力車が通ってます。
そして並木道では時折馬車が通ります。
桜並木内の道は未舗装路ですが、東側には舗装された遊歩道があり、桜並木の内外から歩いて桜を眺めることが出来ます。
ここまでの写真をご覧になって分かる通り、展勝地の桜見学はそれほど混雑しません。
駐車場は満車でもとにかく広大な敷地なのでそれほど混み合わないんですね。
みちのく三大桜名所の弘前や角館と比較しても、圧倒的に密度が薄いです。
公園北側の駐車場にも屋台が立ち並びます。
ここはフォトスポットになっていて、北上川の上を300匹の鯉のぼりが泳いでいます。
また、川の遥か遠くには残雪を抱いた山々が連なってますね。
珊瑚橋が見えてきました。そろそろ終着地となります。
珊瑚橋の北側は展勝地グラウンド。野球場などがあり、桜並木もここまで。南に向けて引き返します。
珊瑚橋のたもとにあるのは展勝地児童公園。お子さんたちが楽しそうに遊んでますね。
トイレもありますし、四阿もありますのでここまで歩いてきて一息入れるのにいいスポットです。
珊瑚橋で折り返して南へ向かいます。往路とは違い園内を通る舗装路を歩きます。
こちらもフォトスポットになっている原敬句碑。
「麦青く 桃や桜の 旅路かな」
この句碑周辺は一山園と呼ばれており、一山というのは原敬の号だそうです。
しかし広い公園です。お子様連れはもちろん、犬連れでも思う存分走り回れる広大なスペースです。
園内にはこんな巨大な桜もありますよ。
遊歩道を歩く人と比べるとその大きさが分かると思います。
さて、ここまで来ればそろそろ散策も終盤です。
よしきりばしの下を流れる小川まで戻ってきました。
よしきりばしを出てまたよしきりばしまで戻って来るまでの所要時間は約1時間でした。
近隣の観光スポット
みちのく民俗村
展勝地から道路を隔ててすぐ東隣にあるのがみちのく民俗村。
古民家や資料館などがあり北上地方の昔の暮らしの様子が伺えます。
ホントすぐそこにありますので徒歩圏内。
お花見をして時間が余った際にはどうぞ。
歴史公園えさし藤原の郷
展勝地から車で30分ほど、お隣の奥州市にあるのが歴史公園えさし藤原の郷。
ここは筆者激推しの歴史テーマパークです。
大河ドラマなど数々のテレビのロケ地としても使われ、その広大な敷地には平安浪漫がぎっしり詰まっています。
平泉にある本物の金色堂は撮影不可ですが、ここの金色堂は撮影可です(笑)
とにかくここは一生に一度は訪れた方がいいと思うほど魅力的なスポットなので、時間があったらではなく、無理やり時間を捻出して足を運んでみてください。
えさし藤原の郷のYouTube動画
えさし藤原の郷につきましては1本動画を上げてますので、よろしければご覧ください。
本記事のYouTube動画
今回の記事の動画をYouTubeにアップしています。静止画や字面では分かりにくい所も、動画では分かりやすくなると思いますので、是非こちらも参照してみてください。
訪問回数と最終訪問日
訪問回数:1回
最終訪問日:2023年4月10日
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