群馬県吾妻郡東吾妻町にある岩井親水公園。吾妻川の河川敷に全長1kmに渡って120本植えられているソメイヨシノと全国有数の産地であるラッパ水仙30万本が咲き誇ります。
菜の花の黄色と桜のピンクのコラボは比較的よく見かけますが、ここの黄色は水仙なのが特徴です。
今回はそんな岩井親水公園の見どころやアクセス、駐車場情報などもご紹介します。
アクセス(交通・駐車場案内)
地図
経路
渋川伊香保ICから距離にして約20km、車で30〜40分の場所に位置します。
インターを降りて数百メートルほど国道17号線を走って、中村の交差点を左折して県道35号線へ。
そのままずっと35号線でも着きますが、上信道で金井ICから箱島ICまで走ったほうが断然速いです。
1:県道35号線を走ってると看板が出てきます。ナビを見てると公園を通り過ぎるような形になりますが、看板の指示に従ってください。
2:岩井の交差点を右折。ローソンが目印になります。
3:数百m走るとまた看板が出てくるので右折。
4:農道のような道を進みます。左手にはもう桜並木が見えてます。
駐車場とトイレ事情
河川敷に無料の駐車場があり、入ると警備員さんが誘導してくれます。下流の方に向かってかなり広いスペースがあるので、ここが満車になることは考えにくいです。
駐車場の脇には仮設のトイレと手洗い場があります。
近くに自販機等もありませんし、桜や水仙の季節以外は人が訪れることも少ない河川敷の公園なんだろうなと推測できます。
服装・装備・所要時間・ペット(犬連れ)の可否・見頃
服装や装備
岩井親水公園は河川敷の平坦な地にありますので、服装は季節なりのもので十分。またあぜ道を歩く場面もありますが、基本的には遊歩道が整備されているので靴も普段履きの物で十分でしょう。
所要時間
桜の名所というよりは水仙の名所である親水公園です。シートを広げてお弁当を食べながらお花見といった雰囲気ではありません。水仙畑の中や桜並みにの下を歩いて見て回る感じになりますので、ゆっくり見て回っても1時間もあれば事足ります。
ペット(犬連れ)の可否
この公園はペット(犬連れ)の入場は可です。犬と一緒に散歩しながら見て回ってる人たちを何組か見かけましたよ。
見頃
岩井親水公園の見頃は毎年4月上旬から中旬です。東吾妻は同じ群馬県内でも少し寒い地域なので、南部の高崎や前橋と比べて1週間ほど桜の開花は遅くなる傾向にあります。
水仙畑と桜並木
駐車場を出てすぐの所が岩井親水公園のクライマックスであり、撮影ポイントであり、ビューポイントです。
この公園の紹介サイトなんかでよく見かけるのもこの構図の写真だと思います。
上の写真の反対側から見た図がこちらになります。
畑の奥の道、看板が立ってる所から撮影すると、上の写真のようになります。
1kmに渡って続く桜並木。その下には遊歩道がありますので、基本的にはこの道を歩きながら見て回ることになります。
水仙は黄色だけではなく、白い水仙も植えられています。
水仙畑の中にはいくつかあぜ道があるので、そのあぜ道の名から撮影したのがこの写真です。
30万本植えられているというこの水仙畑は一見の価値あり、です。
もちろん全長1km、120本植えられているという桜並木も見に来る価値は十分にあります。
岩井親水公園
さて、今まで見てきた写真は水仙畑と桜並木であり、厳密にはこちらが親水公園になります。
畑ではなく公園なのでこちらは遊歩道沿いに水仙が植えられています。
親水公園の名の通り、小川が流れており、その脇で咲く水仙は畑の中で咲く水仙とまた違った趣がありますよ。
この公園内も遊歩道は整備されています。あまり大きくはない公園なので、ゆっくり歩いて見て回っても10分もあれば園内を一周出来ます。
公園内だけではなく、下流に向かっても道は続いてるので、物足りないと思った方はここをのんびり歩くのもいいですね。
吾妻川を隔てて対岸にも桜並木があり、遠くに霊山の嵩山(たけやま)を見ることも出来ますよ。
帰路
公園からの帰り道は行きとは違う道になります。一方通行になっていて、吾妻川沿いを下流に向かって走ることになります。
写真1→2→3→4の順で一般道へと接続します。一般道への接続地点には警備員さんが立っていて誘導してくれます。
息吹の湯「桔梗館」
お花見の後はゆっくり温泉に浸かって帰るのはいかがでしょうか?
こちらは県道35号線と吾妻川の中間あたりにある、息吹の湯「桔梗館」。
観光客というより地元の人達を対象としたような施設で、入湯料は500円とリーズナブル。ちょっと鄙びた感じがいい雰囲気を醸し出していましたよ。
本記事のYouTube動画
今回の記事の動画をYouTubeにアップしています。動画のほうがより視覚に訴えるガイド出来ていますので、是非こちらもご覧になってください。
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