【墨俣一夜城】の楽しみ方〜歩くまち墨俣は墨俣城の他にも美濃路墨俣宿など歴史に思いを馳せる町

墨俣城へのアクセス・駐車場・所要時間・服装や装備・ペット(犬連れ)の可否・入城料・周辺の関連史跡や施設・付近のお食事処などもご紹介

スポンサーリンク

墨俣城とは

・岐阜県大垣市にある城。
・天守は大垣城を模した模擬天守であり、内部は墨俣歴史資料館となっている。
・織田信長の美濃侵攻の折り、木下藤吉郎(後の豊臣秀吉)が一夜にして築いたという伝説がある。

アクセス(交通案内)

地図

バス

JR大垣駅南口の2番乗り場から名阪近鉄バス岐阜聖徳学園大学行きのバスに乗り、時間帯によって交通事情が変わりますが、およそ20分〜30分墨俣停留所で降りて筆者は約10分程度で到着出来ました。
バス停からの道も迷うような道ではありませんし、最も迷わずに行く方法は長良川の堤防を北へ進むことです。堤防に着いた地点でもう北方向に墨俣城天守が見えています。

経路(駐車場)

城の正面、太閤出世橋の前に駐車場がありますが、5台くらいしか停められません。
それほど混み合う城ではありませんが、さすがにこれでは駐車スペースが少ないですね。

もし駐車出来なかった場合は、城から南へ200mほどの所に墨俣観光駐車場があります。筆者はここに駐車しました。無料ですし城までは徒歩で2〜3分の距離にあり、また墨俣宿の観光にもいい立地にあります。

服装・装備・所要時間

服装や装備

墨俣城は平城です。服装は季節なりのもので十分墨俣一夜城址公園として整備されてますので、靴も普段履きのもので十分。なんならサンダルでも散策できるくらいです。筆者はクロックスで散策しました。

所要時間

太閤出世橋を渡ってまた太閤出世橋に戻ってくるまで筆者が要した時間は1時間弱。城址公園はそれほど広くないのでぐるりと一周を見て回っても15分程度。天守の内部、歴史資料館もかなり入念に見て回っても30分ほど。1時間あれば余裕を持って隅々まで見て回ることが出来るでしょう。

入城料・御城印

歴史資料館への入館料は大人200円、18歳未満は無料御城印は受付で購入できます。館内での写真撮影はNG(申請が必要です)。最上階の展望室からの眺望は撮影OKです。

ペット(犬連れ)の可否

城址公園内はペット(犬連れ)の入園可です。資料館内は補助犬の同伴が可能となってます。

墨俣一夜城

犀川に架かる太閤出世橋を渡って城址公園内へ。石看板にも橋の欄干にも秀吉の馬印である千成り瓢箪が乗ってますね。

幾度かの盗難や盗難未遂事件があった曰く付きの金の鯱。今後そのようなことがないように祈ります。

橋の終端に鎮座するのは木下藤吉郎秀吉の像

願掛けの出世瓢箪がいくつも掛けられてますね。

その横にあるのが太閤秀吉出世の泉

天王川の支流でしょうか?小さな川に架かる橋はせんなりはし。冠木門が情緒を出してますね。

せんなりはしの袂から階段を降りて犀川の辺に降りられますが、この先に特段何があるわけではありません(すぐに行き止まりになります)。

せんなりはしの手前、西側から見た天守。

天守の北側は砂利が敷き詰められた平坦面。トイレ・喫煙所はこちら。トイレの横には墨俣の歴史探訪ガイドマップの看板もあります。
ん?トイレの向こうに照明設備が見えますね。夜にはライトアップされるんでしょうか?

北側から見た天守。

北端にあるのは白髭神社
舟運の安全祈願神社であり、長良川沿いにはこういった神社が多いそうです。

白髭神社の横に境内社としてあるのが豊国神社。大阪城公園の豊國神社から分祀されたもので、大阪の祭神は豊臣秀吉・秀頼・秀長ですが、こちらは秀吉のみ。

公園東側の天王川に架かる橋は通行止め。

公園の外周をぐるりと囲む形で造られている藤吉郎の馬柵

こちらが公園の南東端。柵の向こうには犀川が流れており太閤出世橋が見えてますね。

いよいよ天守内部へと入りますが、前述しました通り、料金は大人200円、18歳未満は無料です。休館日は月曜日(祝日を除く)、祝日の翌日、年末年始(12月29日〜1月3日)。

天守から見た西側の眺望です。犀川が流れ、その向こうには山が連なっています。伊吹山が見えるはずなんですが、この日は曇ってて見えませんでした。

同じく南側の眺望です。眼下には太閤出世橋が見えてますね。

同じく東側の眺望です。見えている川は長良川。

同じく北側の眺望です。左の川は天王川。堤防を挟んで右側の川が長良川。
もうすぐそこは瑞穂市で遠くに岐阜市、そして岐阜城が見えるんです。

金華山の山頂に岐阜城の天守が見えています。
肉眼では厳しいのですがiPhoneのズームでこれくらいの大きさで見えます。

最後に俯瞰で見た墨俣城です。
犀川と天王川に挟まれた中洲のような立地に建ってるんですね。

墨俣の町散策

墨俣宿

墨俣の町を歩いてると秀吉一色でかなり秀吉推しの町だなぁと感じるんですが、墨俣はかつての美濃路の宿場町。現在でもその名残りが垣間見えます。

町を歩いていると見かける「歩くまち墨俣」の路面標示。墨俣に来て墨俣城を見るだけでは勿体ないです。墨俣宿を見て回ってもそんなに時間はかかりませんので、併せて墨俣宿を散策することをおすすめします。

墨俣宿本陣跡
常夜灯があり石碑が建ってます。
あじさい街道沿いにあり、前出の観光駐車場から目と鼻の先、駐車場から墨俣城へ行く途中にあります。

美濃路墨俣宿脇本陣跡
濃尾震災で倒壊した後に再建されたものですが、当時の面影を残す佇まいです。一部内覧可能となっています。

津島神社秋葉神社

美濃路からほんの少し中に入った所に寺町界隈といって6つの寺院が集まり、昔の面影を残す地域があります。

美濃路から南へ100mも行かない所に点在してますので、足を運んでみても時間的にも体力的にも差し障りはありません。

写真左、満福寺熊谷堂は朱色がとても鮮やかでした。

その他の史跡

墨俣宿から南に数百m離れた所にある義円公園
源平墨俣川合戦場跡にあり、義円地蔵・源義円供養塔・源平墨俣川古戦場の石碑があります。

また、義円公園から100mほど西、周りは田んぼや畑で、えっ?こんな所に?という場所に源義円の墓もあります。

またすぐ北へ100mほどの所には鎌倉街道の石碑や案内看板等もあり歴史を感じさせます。

これを史跡と言っていいものか・・・?苦笑
お隣の安八町にあるソーラーアーク。間近で見るとめちゃくちゃデカイです。一見の価値はあると思いますので、近くを通る時は是非見てみてください。

墨俣のお食事処

寿がきやラーメンとJJバーガー

墨俣城の天守から西側を見ると、犀川を挟んでPLANT6というスーパーセンターがあります。

なんだよ、寿がきやラーメンかよと思われるかもしれませんが、筆者のような関東の人間は東海地域に来たら無性に食べたくなるラーメンなんですよね。美味しいと思います。

PLANT内だけのチェーン店なんでしょうか?JJバーガーという名も初めて聞いたので食べてみましたが、こちらも美味しかったです。ハンバーガー好きにはおすすめですね。

本記事のYouTube動画

今回の記事の動画をYouTubeにアップしています。静止画や字面では分かりにくい所も、動画では分かりやすくなると思いますので、是非こちらも参照してみてください。

訪問回数と最終訪問日

訪問回数:2回
最終訪問日:2024年9月30日

コメント

タイトルとURLをコピーしました