【小諸城(懐古園)】の楽しみ方〜アクセス・駐車場・御城印や100名城スタンプ設置場所などもご紹介

長野県小諸市にある小諸城への小諸城のガイド。現存する2基の門と田切地形を活用した縄張り、日本で唯一の穴城であり、日本100名城や日本さくら名所100選にも名を連ねる小諸城(懐古園)及び小諸市内のお食事処やお休み処、観光施設なども紹介します。

小諸城とは

小諸城の起源は小室光兼が築いた宇頭坂城とされています。その後、大井光忠が宇頭坂城跡を整備して鍋蓋城を、光忠の子光為が出城として乙女坂城を築きました。
武田信玄の信濃侵攻で武田氏の手に渡り、信玄の命により山本勘助が整備しましたが、武田氏滅亡後に豊臣配下の仙石秀久の手により現在のような形になりました。
城下町より本丸が低い位置にあるため日本で唯一「穴城」と呼ばれています。

アクセス(交通・駐車場案内)

地図

経路

小諸城の縄張りは鉄道によって分断されるような形と成っています。しなの鉄道小諸駅の裏側(西側)が懐古園(小諸城址)
駅の北側に大手門があります。

小諸城へは駅を出て左(西側)に進むと地下道があるので、それをくぐると三の門、懐古園の入場口となります。

駐車場

駐車場も駅の裏側(南側)にあります。三の門に通じる第1駐車場が一番近いです。かなり広い駐車場なので桜の季節以外で満車になることはないでしょう。平日はガラガラです。駐車場にはトイレが完備されています。
駐車料金は普通車12時間まで500円
酔月料金所の横に第2駐車場、児童遊園地の前に第3駐車場もあります。

服装・装備・所要時間

服装や装備

小諸城は平山城です。比高は60mほどしかありませんが、市街地の標高は600m以上あるので、夏は涼しく冬は寒いです。基本的に季節なりの服装で大丈夫ですが、冬は1枚追加しておくといいでしょう。
園内の散策路は整備されているので靴はスニーカーで十分。雪の季節だけは気をつけたほうがいいかもしれません。

所要時間

大手門を含め懐古園内全てを見て回ると2時間〜3時間ほどみておくといいと思います。

ペット(犬)連れの可否と入園料

大手門や小諸市街地はもちろん問題ありません。懐古園内もペットの入場は可です。
ただし徴古館や藤村記念館などの建物内への入場は不可です。

懐古園への入場料は500円ですが、ペット連れの場合、園内散策券となりますので200円になります。

大手門と小諸市街

大手門

小諸駅の北、歩いて数分の所にある大手門公園
駐車場がありトイレもあります。
ここにあるのが国の重要文化財に指定されている小諸城大手門。現存する2基の門のうちの1つです。

大手門仙石秀久によって築かれ、明治に入ると島崎藤村が教鞭を執った小諸義塾や料亭などに使用されていました。
2008年に解体・復元され現在の形に成っています。
櫓部分は春から秋にかけては公開されている日が多いのですが、冬季は公開されていません

小諸市街

写真は旧北国街道
小諸は江戸時代と昭和が混在したような町並みで、歩いていても風情を感じます。

ほんまち町家館
ここの2階には中仕切門の柱や梁、30分の1復元模型などが展示されています

小諸宿本陣主屋
残念ながらここも冬季は閉館中でした(11月〜3月)。

小諸城(懐古園)

小諸駅に戻ってきて地下道をくぐれば、すぐそこにあるのが現存する2基の門のもう1つである三の門
小諸城といえばこの構図。シンボルともいえる門ですね。こちらも国の重要文化財に指定されおり、「懐古園」の扁額は徳川宗家16代徳川家達の筆によるものです。

門をくぐった先にあるのが懐古園の入場券売り場。右手にはお土産物屋が並びます。右手に進めば第1駐車場です。

徴古館
甲冑や刀剣などの武具が展示されています。
扉を入ってすぐの所に100名城スタンプが設置されています御城印は園内の社務所で購入できます

園内に入ってすぐに壮大な石垣に圧倒されますが、これは二の丸の石垣

二の門の枡形
4つの大きな礎石が残っています。右に曲がれば二の丸です。

この石段を登った上が二の丸になります。
第二次上田合戦の際、徳川秀忠が本陣を置いたのがこの二の丸です

二の丸跡
写真は西を眺めた図ですが、なるほどここなら真田昌幸がいる上田城方面への視界は広がってますし、北も東も見通しはいい場所です。

中仕切門跡
看板の横には礎石が残っています。
前述しましたように、ほんまち町家館で30分の1復元模型が展示されています。櫓門の上に物見がある非常に珍しい形をしている門なので是非模型を見てもらいたいですね。

南の丸跡
石碑の横の巨石は鶯石と言うそうです。

北の丸跡
現在は弓道場(?)になっているようです。

黒門橋上から見た紅葉谷
南の丸と本丸を画し、田切地形の左右の谷を結ぶ形で掘られた堀は圧巻のスケールを誇ります。

黒門橋を渡ったすぐ先が黒門跡
本丸から数えて始めの門にあたるので一の門とも呼ばれます。同じく大手門も4番目の門にあたるので四の門とも呼ばれます。

さて、いよいよ本丸へと入っていきますが、その前を阻むかのように野面積みの石垣がそびえています。

駕籠から降りる場所であったお駕籠台跡

本丸跡には懐古神社が建っています。
歴代の小諸藩主の霊が祀られています。

懐古神社向かって左側にある鏡石
「山本勘助晴幸が常に愛用したと伝えられる」と書かれています。

境内は石垣に囲まれて、池もあり庭園のようになっています。

懐古神社社務所
ここで御城印を購入することが出来ます。

本丸の下にある馬場
その広さには圧倒されます。春には桜が咲き誇り日本さくら名所100選にその名を連ねています。

富士見台
東側の谷を隔てて向こう側は動物園。馬が草を食んでるのが見えるでしょうか?
南側は千曲川へと続く断崖です。
富士見台ということから富士山が見えるのかと思いきや、霞んでいて全く見えませんでした。

天守台
かつてここには三重の天守が建っていたのですが、落雷により焼失。幕府の許可が降りず、その後天守が再建されることはありませんでした。

水の手展望台
ここからの景色を見ると小諸城が天然の要害であったことがよく分かります。

水の手展望台からの景色。
眼下には千曲川が流れ、川から本丸までの比高60mとも言われるこの地形はまさに断崖絶壁。

地獄谷に架かる酔月橋

酔月橋から見る水の手展望台
地獄谷と呼ばれる所以がこの景色で分かります。この谷から攻め込むことは不可能でしょう。

武器庫

藤村記念館
小諸と言えば島崎藤村。
小諸なる古城のほとり〜はあまりにも有名ですよね。

荒神井戸
看板には城内唯一の井戸と書かれています。

三の門まで戻ってきました。
開かれた門扉の向こうに小諸駅へと向かう地下道が見えてますね。
懐古園だけの散策なら所要時間は1時間半〜2時間程度です

三の門を出てすぐ右手にある徳川秀忠の憩石
看板の向こうに見えている白い建物は徴古館。右手に見えてる屋根は三の門です。

お食事処

さて、懐古園内にも古城軒という純手打ちそば屋や四海浪売店など食事できる所はあるのですが・・・

小諸蕎麦「草笛」

第1駐車場の目の前にあるのが
小諸蕎麦本舗草笛総本店
小諸と言えば蕎麦というイメージがありますよね。

このあたりはくるみの産地で有名で、お隣の東御市には雷電くるみの里という道の駅もあったりして、店員さんにも「くるみそば」をすすめられましたが、もりそばとかきあげをいただきました。かき揚げは大きくてサクサクでとても美味しいです。なお、「藤村そば」というのもメニューにありましたので、ネタ的にはそちらを食べるのもいいかと思います。

停車場ガーデン

もし洋食がお好みなら停車場ガーデンはいかがでしょうか?
小諸駅のすぐ目の前にあるここはパスタやカレー、スイーツなどを提供しているカフェです

私が訪れたのは厳冬期で小雪が舞ってましたが、それでも外のテラス席で食べた熱々のパニーニはとても美味でした。

丸山珈琲

軽井沢に本店があることで有名な丸山珈琲は小諸にもあります。小諸城からは少し離れたところにあるんですが、ティータイムにはぴったりのお店です。

何を飲んでも間違いはありませんが、私がおすすめしたいのはアフォガード
濃厚なエスプレッソに濃厚なバニラアイス
、とても美味しいですよ。

小諸市の観光施設

布引観音(釈尊寺)

さて、皆さんは「牛に引かれて善光寺参り」という信州の民話をご存知でしょうか?その伝説なった舞台がこの山の中にあります。布引観音(釈尊寺)です

千曲川左岸のほとりにある駐車場から15分ほど山道を登りますが、登った先には断崖絶壁の中に建つ懸造の宮殿が見えます。
崖の向こうには小諸市街も見渡せ、まさに絶景と言える景色が待ってますよ。

宮殿以外のお堂も崖の中に建てられており、崖の中をトンネルをくぐって宮殿に行く事ができます。
なかなかこういったお寺は珍しいと思うので是非訪れてみることをおすすめします。

氷風穴

布引観音から車で数分のところにある氷風穴
もし小諸を冬以外に訪れたならここもお勧めしたいスポットです。

いくつもの風穴がある風穴群で、夏に来るとひんやり涼しいです。

風穴の小屋の中の気温計、なんと4℃です!
私が訪れたのは夏真っ盛りの8月。それでいてこの温度は驚愕です。
駐車場から風穴までは歩いて数分、全てを見て回っても15分〜20分くらいなので、ここもお勧めしたいスポットですね。

あぐりの湯

小諸城や小諸の観光地を散策して疲れた体を癒やすのに「あぐりの湯」に行ってみるのはいかがでしょう?
氷風穴から目と鼻の先にある温泉施設です。

入浴料は500円。内湯、露天風呂、サウナやお食事処もあり、休憩室や露天風呂からは小諸市街や浅間山を臨めます。景色は抜群にいいですし、温泉もいいので疲れを癒やすのには最適な施設ですね。

お土産

ご当地名物のくるみは食さなかったので、せめてお土産はくるみにちなんだものにしてみました。
くるみころがしというお菓子です。
中にあんこが入っていて、くるみがトッピングされている普通においしいお饅頭みたいなお菓子でした。

本記事のYouTube動画

今回の記事の動画をYouTubeにアップしています。動画のほうがより詳しくガイド出来ていますので、是非こちらもご覧になってください。

訪問回数と最終訪問日

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最終訪問日:2022年8月17日

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