【赤城山パノラマ展望台の夜景】の楽しみ方〜地元民の解説で案内する日本の夜景100選に選ばれている夜景

赤城山パノラマ展望台とは?

群馬県を代表する山の一つ、赤城山の南面にある夜景スポットです。赤城山は日本百名山の一つに数えられていますが、このパノラマ展望台の夜景も日本の夜景100選の一つです。

眼下には前橋市街の灯り、遠く関東平野も一望出来る群馬県屈指の夜景スポットです。またよっぽど天気がいい日でも肉眼ではなかなか難しいですが、望遠レンズを使えば空気が澄んだ日には東京タワーやスカイツリーまで見ることが出来ると言われています。

交通案内

地図

経路

前橋南部や高崎からのアクセスは県道40号線が便利です。パノラマ展望台は県道16号大胡赤城線沿いにありますが、県道40号線は大胡市街地で、そのまま16号線に接続することが出来ます。

大胡市街地を抜けると、大川橋西詰の信号を左折、ぐんまフラワーパークや赤城山の標識が出てるのでわかりやすいです。

ぐんまフラワーパークの横を通過して・・・

三夜沢の交差点を直進

三夜沢赤城神社の手前の道を赤城温泉郷・赤城山方面へ右折。あとは道なりに山を登っていくだけです。

忠治館の横を通過。このあたりから山深くなり、道も細くなりますので運転には注意が必要です。

カーブナンバー23。直進すれば赤城温泉郷へと通じる道ですが。ここは道なりに右へとカーブします。赤城山の標識が出てるので間違うことはないと思います。

そして曲がったすぐ先にあるのが黄色と黒のゲートです。この県道16号線は12月中旬から4月中旬まで冬季閉鎖されます。その期間はパノラマ展望台へ行くことも出来ませんので、お出かけの際は時期にご注意ください。

山道を登りながらカーブナンバーを数えること59番目。このカーブナンバー59の標識のある地点がパノラマ展望台となります。

駐車場は展望台の手前数十メートルの所に数台分。

展望台の前にも5台ほど停められるスペースがあります。私はここに何回も来たことがありますが、ここが満車になったことは一度もありません。駐車に困るということはないでしょう。

トイレはありませんので用を済ませてからお越しください。付近に自販機等もありません。ただ展望台がある以外は何もない所です。

そして、夜景が見えるのはこの螺旋階段を登った上の踊り場になります。車の中からは見えませんし、木が生い茂ってるので階段を登らないと夜景を見ることは出来ません。ずっと立ちっぱなしで見ることになるので、長居も出来ないでしょう。

赤城パノラマ展望台から見る夜景

そんな辺鄙で居心地もあまり良くない場所にある展望台ですが、関東平野が一望できるその夜景の美しさは思わず息を飲むほどです。

ペット(犬連れ)の可否

ほとんど人とも会わない場所なので、犬連れはOKです。私はタイムラプス撮影の間、暇なので犬と一緒に過ごしていました。

パノラマ展望台だけじゃない赤城山からの夜景

覚満淵の夕暮れ

夜景が綺麗なのはパノラマ展望台だけではありません。県道16号線をずっと登った先に鳥居峠があり、そこは数十台停められる駐車スペースがありますが、そこから西の方を見ると、落ちていく夕陽、登っていく星がとても綺麗です。

鳥居峠から見る夜景

西側が覚満淵でしたが、東側にはここも関東平野が一望出来る夜景が広がっています。この夜景は鳥居峠の駐車場に車を停めて、車の中からでも見ることが出来ます。
ここは標高1,300m以上もある高地なので、6月から11月くらいまでの間、条件が揃えば雲海も見ることが出来ることでも有名なスポットです。

おすすめの見頃

夜景が綺麗に見えるのは空気の澄んだ冬の時期ですが、パノラマ展望台は県道16号線が冬季閉鎖となるため、冬に見ることは出来ません。それならば閉鎖になる直前、晩秋がおすすめの時期となります。
そして時刻的にはやはりトワイライトタイム。日没30分前から30分後までが最も美しい夜景を見ることが出来ます。

この記事の一番下に関連動画を載せています。動画内ではタイムラプス動画がありますので、是非そちらもご覧ください。

赤城山を楽しもう!

車で行ける赤城山の山頂は1,434メートル。夏はとても涼しく、冬は雪景色も美しいです。日本百名山の一つに数えられてるので登山ルートは沢山ありますし、山頂には草を食む姿を間近で見られる白樺牧場や、大沼、小沼、赤城神社や覚満淵など、見どころは沢山あります。夜景だけ見るのは勿体ない。是非、赤城山を遊び尽くしたあとで夜景を見てからお帰りください。

関連動画

この記事の動画をYouTubeにあげております。よろしければそちらもご覧ください。

訪問回数と最終訪問日

訪問回数:数え切れないくらい
最終訪問日:2021年10月21日

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