【浅貝寄居城】の楽しみ方〜上杉謙信関東遠征(越山)の際の宿所:新潟県南魚沼郡湯沢町

浅貝寄居城へのアクセス・駐車場・所要時間・服装や装備・ペット(犬連れ)の可否・入城料などをご紹介

浅貝寄居城とは

・新潟県南魚沼郡湯沢町にある平城
・元亀二年(1571)上杉謙信の命により、栗林二郎左衛門・大石惣助によって築城
・謙信の十数回に及ぶ関東遠征(いわゆる越山)の際の宿所として、また三国峠を越える三国街道を睨む点においても重要な役割を果たしたと思われる。

アクセス(交通案内)

地図

経路

浅貝寄居城への経路はかなり分かりづらいです。筆者は何度も同じところをぐるぐる回りました。
詳しくは動画を視てもらったほう早いのですが、国道17号線の浅貝の交差点を北へ向けて通り過ぎてすぐの細い道を右へ曲がります

写真のような細い道です。右折した後はしばらく道なりに進みます。

数百メートルも進めばT字路になって行き止まりなので、ここを左折

左折した後、また数百メートルも進めば五差路のような複雑な交差点が出てきますが、ここを一番左の道へと下っていきます。

先程の写真から十数メートル進んだ地点です。
このようなY字路のようになりますので、ここを左へと進みます

数百メートル下れば行き止まりになります。
浅貝寄居城に駐車場はありません。行き止まりの所のスペースが広くなっているので、短時間で済みますので、ここに車を置かせてもらいましょう。

車をおいた場所から振り返った図。
左側の建物は西武ヴィラ苗場5号館
今、下ってきた道を挟んでグリーンのフェンスがある向こう側が浅貝寄居城跡になります。

駐車場・トイレ・自販機等

先述しましたように浅貝寄居城に駐車場はありませんトイレもありません。付近に自販機等もありません。大手のコンビニもありませんが、コンビニらしきもの(苗場おみやげプリンセス)は国道沿いにあります。事前に用を済ませてから来城することをおすすめします。

服装・装備・所要時間

服装や装備

浅貝寄居城は平城ですが、この浅貝という地は標高が940mもあるので、服装は平地よりも1枚多く重ねたほうがいいでしょう。スキーリゾートがあるくらいですから夏は涼しく冬は寒いです。
本丸跡は20m四方くらいの広さしかありませんので、散策というほどではありませんが、草藪で覆われてますので半ズボンはNG靴も滑らないものが適しているでしょう

所要時間

先述しましたように、20m四方の小さな本丸跡しかありませんので5分、いくら入念に見ても10分もあれば十分でしょう。正直、この城だけを目的に遠方から来城するには弱いです。同じ湯沢町の神立には筆者個人的に激推しの荒戸城などもありますので、セットで見て回ることをおすすめします。

ペット(犬連れ)の可否と入城料

浅貝寄居城はペット(犬連れ)の入城可です。ただとにかく草藪なので小さいワンちゃんには厳しいかもしれません。湯沢町史跡ですが、ほぼ管理されていない空き地のようなものなので入城も無料です。

浅貝寄居城

車を置いたら、来た道を戻るような形で坂道をのぼり、緑のフェンスがなくなったあたりから城跡へ入ることが出来ます。

入ったらいきなり藪です。
散策路や遊歩道のようなものはありません。

目の前には1メートルはあろうかという土塁

土塁の手前には空堀跡。こちらは北側。

そして西側にも土塁や空堀跡が見られます。

北側の土塁上から見た本丸跡。筆者が訪れたのは5月でしたがまだ雪が残っています。
おそらくこの近辺の雪捨て場なのかもしれません。

浅貝寄居城

雪の中に建っている標柱

雪捨て場とは言え、すぐ近くにはスキーのメッカとも言える苗場スキー場があり、リゾートマンションやホテルが立ち並ぶこの地で、この区画を残してくれているだけでもありがたいことです。

本丸の南側は5〜6mはあろうかという深く落ち込んだ切岸
見えている道路は国道17号線。右奥に見えるのは苗場スキー場。

西側から見た本丸跡。
北側に土塁が残っているのがわかります。

南東から見た本丸跡。
西側にも土塁が残ります。

北東から見た本丸跡。

本記事のYouTube動画

今回の記事の動画をYouTubeにアップしています。静止画や字面では分かりにくい所も、動画では分かりやすくなると思いますので、是非こちらも参照してみてください。

訪問回数と最終訪問日

訪問回数:1回
最終訪問日:2023年5月23日

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