福島県南会津郡下郷町にある大内宿・塔のへつり・湯野上温泉駅へのアクセス・駐車場情報・お食事処など観光情報をご紹介します。
大内宿へのアクセス・交通案内
地図
経路
東京方面からだと国道121号線を北上していると看板が出てきます。橋を渡ったらすぐに左折。本当にすぐに左折です。私はあまりにも急に左折道路が出てきたので通り過ぎてしまいました。
左折した後は県道329号線を道なりに進むと大内宿に到着します。
駐車場(第一駐車場・第二駐車場・駐車料金)
写真上が第二駐車場。
休日等第一駐車場が満車の場合こちらに誘導されます。
第一駐車場のすぐ下にあるので、どちらに停めてもそれほど大内宿までの距離は変わりません。
写真下が第一駐車場。
第一駐車場には観光案内所やトイレがあります。
駐車料金は第一第二ともに500円。時間ではなく、何時間停めても1日500円です。
服装・装備・所要時間・ペット(犬連れ)の可否
服装・装備
季節なりの服装で大丈夫です。ただ南会津の冬は寒いです。写真にあるように雪がありますので靴は滑りにくいものを履いたほうがいいでしょう。特に展望台への上り道は凍結してかなり滑りやすくなっているので注意が必要です。
所要時間
大内宿は全長450mほど。ただ単に歩いて往復するだけなら30分もかかりません。展望台への往復を含めても45分もあれば十分でしょう。ただ土産物屋を覗いたり、喫茶店でお茶を飲んだり、食事をしたり、大内宿を満喫するなら2〜3時間は見ておいたほうがいいと思います。
ペット(犬連れ)の可否
大内宿はペットの入場可です。犬を連れて散策してる人たちをチラホラ見かけました。
大内宿
大内宿の町並み
大内宿は会津五街道のうちの一つ、会津若松市から日光今市市を結ぶ会津西街道の宿場町として栄えました。
街道沿いには茅葺屋根の民家が30軒以上並んでいるのですが、冬は雪で屋根が見えません(苦笑)。
夏には半夏祭り、冬には雪まつり、などのイベントもおこなれていますよ。
街道沿いには蕎麦屋などのお食事処、土産物屋、喫茶店などが並んでいます。宿場町ですが泊まれる宿は現在7軒ほどとなっています。
座敷に座って熱いお茶をすすりながら名物の栃餅を食べる、なんていうのもいいですね。
大内宿と言えばこの構図じゃないでしょうか?
入口から真っ直ぐ進んだ突き当りに小高い丘の展望台があります。冬は階段が滑りやすいので注意が必要ですが、夏はスニーカーでも全然OKです。
夜の展望台からの景色も幻想的です。
その昔、戦国武将の伊達政宗や豊臣秀吉もこの宿場を通ったという記録が残ってるそうです。彼らもこの景色を見たのかと考えると思いもひとしおですね。
夜の町並みは昼間とはまた違った趣があります。もし午後の遅い時間や夕方近くに訪れたのなら、少し時間を潰して日暮れまで待つことをお勧めします。
夕暮れ時は展望台にカメラマンが何人も陣取っていました。
お食事処(三澤屋)
大内宿のお食事処で私がイチオシなのが蕎麦工房「三澤屋」さん。
名物の高遠そば(ねぎそば)を提供している店です。高遠そば以外にもけんちんそばや水そばなどもメニューにありますよ。
これが高遠そば。
お箸の代わりに丸ごと1本のネギで食べるそばですが、お箸もちゃんと付いてきますのでご安心ください。
まずはネギで薬味をといてそばと一緒に食べ、薬味がなくなってきたらネギをかじって薬味代わりにするおいう食べ方です。
食べ終えたら熱い蕎麦湯をかけて飲みます。
値段は観光地価格のような気もしますが(1,320円)お味の方は自信を持っておすすめできる逸品です。
塔のへつりへのアクセス・交通案内
地図
経路
先に大内宿を紹介しましたが、塔のへつりは東京方面から行くと大内宿の手前にあります。
国道121号線を北上してると看板が出てきますが、蕎麦屋の看板が手前にあるため、入り口の看板は見づらいです。
この写真の信号を右折すればあとは道なりに一直線で到着します。
会津鉄道会津線の塔のへつり駅。
山間に単線が延びていて、冬に来たらとても風情のある無人駅ですが、冬は塔のへつりが閉鎖されてるので、駅だけを見に来る感じになりますね。
駐車場
国道121号線を右折してから1分半ほどで木かげの駐車場に到着します。私が訪れた日は無料でしたが、駐車料金を徴収しにくるといった記事も見かけましたので、混雑日は駐車料金がかかるかもしれません。
塔のへつり入り口付近にも土産物を買ったり、食事をした人は無料の駐車場があります。
お土産も買わず、食事もしない方はここへ停めればいいでしょう。ここから入口までは徒歩で2,3分です。
所要時間とペット(犬連れ)の可否
所要時間
塔のへつりの見学所要時間は15分程度。駐車場からの往復を含めても20分あれば十分です。遊歩道が整備されているので靴はスニーカーでOK。気軽に散策できる観光地です。
ペット(犬連れ)の可否
塔のへつりへは犬連れ可です。足場が少し悪い箇所もありますが、基本的には整備されている遊歩道なので、犬連れでも楽しめる観光地ですよ。
塔のへつり
こちらが塔のへつりへの入口です。写真右にある階段を下っていきます。
階段の下り口にある展望台。
この時点で雄大な渓谷美が目に飛び込んできます。
さすが国の天然記念物に指定されるだけあります。
階段を降りていくと、すぐに藤見橋という吊り橋が見えてきます。橋の下を流れる川は大川(阿賀川)。
吊り橋を渡れば向こう側の奇岩地帯に行けます。
吊り橋から左側を見た図が上の写真。正面には屏風岩が見えています。
右側を見た図が下の写真。エメラルドグリーンの水面がとても綺麗です。
圧巻のスケールですね。
私が訪れた時は舞台岩へと登る道は閉鎖されており、虚空蔵尊には行けませんでした。
奇岩が織り成すこの景勝地は見ごたえあります。前述しましたように見学も15分程度しかかからないので、南会津に訪れた際は大内宿と併せて塔のへつりにも来てみるのをお勧めします。
湯野上温泉駅へのアクセス・交通案内
地図
経路
湯野上温泉駅は塔のへつり駅の一つ先にあります。
国道121号線を北上してこの交差点を右折。道なりに進むと駅や駐車場が左手に見えてきます。
駐車場
駅の駐車場はそれほど広くありません。
停められる台数は15台程度。桜の季節は混雑しますので注意が必要です。
駐車場から駅へと向かうスロープ。天気があまり良くないので映えてませんが、満開の桜と駅舎の構図。
湯野上温泉駅は日本でも珍しい茅葺屋根の駅舎。
東北の駅100選にもその名を連ねています。
写真上は駅に隣接してる足湯。
足湯の営業時間:8:00〜19:00
写真下は駅舎内。土産物売り場や観光案内所が併設されています。
湯野上温泉駅の一番の見頃は春の桜が咲く季節でしょう。駅の周辺の桜並木をバックに列車を取ろうと多くのカメラマンが訪れます。
本記事のYouTube動画
今回の記事の動画をYouTubeにアップしています。動画のほうがより詳しくガイド出来ていますので、是非こちらもご覧になってください。
訪問回数と最終訪問日
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最終訪問日:2023年11月29日
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