【天神城（群馬県川場村）】の楽しみ方〜東南西を川に囲まれた天然の要害

天神場へのアクセスは割と容易です。グーグルマップにも載ってますし、県道263号線を走ってると「←天神城址」の看板が出てるので、後は看板の指示通りに走れば駐車場に着くことが出来ます。

沼田駅から川場循環線という沼田駅を出て沼田駅に戻ってくる関越交通のバスも出ていますが、本数が少ないですね。
先程の写真の奥にバス停があるのが分かりますか？
天神城入口のすぐ先に「巾」というバス停があります。ちなみに「天神」は1つ先のバス停になりますので、乗降車するなら巾バス停です。

入口看板から案内通りに進めば無料の「天神城址駐車場」に着きます。この先は車は進めませんので、道の行き止まりが駐車場になっています。
駐車スペースは2〜3台。近くに自販機やトイレはありませんので、事前に用を済ませてからご来城ください。

駐車場から先の小路が天神城への登城道になります。未舗装路ですが整備されてますので前述の通りスニーカーでもOKです。

駐車場からは少し下って少し上るだけで到着します。写真にある鞍部が堀切っぽいような気もします。

前述の通り、駐車場からは徒歩1分で主郭に到着です。
昔はもっと広かったみたいですが水害による侵食で現在のような形になったようです。

主郭にはこのような城の成り立ちや川場合戦の図が描かれた看板が建てられています。
なお「ご自由にお取りください」と書かれたボックスの中には何も入っていませんでした涙

　「天神城址の碑」と刻まれた立派な石碑も建ってます。

天神城は川場かるたの「し」なんですね。
「自然の要塞天神城」
まさにこの読み札通りの城です。

主郭の南側は断崖、西側も断崖、東側も断崖。
北以外三方を断崖に囲まれたまさに自然の要塞です。

溝又川と薄根川が合流する地点に建てられ、さらに溝又川蛇行している半島部になっているため、これは攻めにくい城です。

薄根川の畔から主郭を見上げてみましたが、ちょっとこれは東側から攻め込むのはほぼ不可能ですね。ここを登ろうという気すら起こりません。

さてこちらは俯瞰図ですが、駐車場があった平場がどうも2郭っぽいんですが、どうなんでしょうね？
もし2郭だったとしたら登城路の鞍部が堀切なのかもしれないという推測は強ち間違ってはいないと思うのですが・・・。